みぞおちに膨らみがある時とは？
ここでは、「みぞおちに膨らみがある時」
についてお話します。
みぞおちの辺りが少し膨らんでいるような
気がしたことはありませんか？
みぞおちの辺りには胃があるので、
食べ過ぎて膨らんでいるのなら
問題ないのですが、そうでなければ
気になったりしますよね。
そこで今回は、みぞおちが膨らんでいる時に
考えられる病気について紹介します。
みぞおちに膨らみが出来る原因は？
みぞおちが膨らんだような感じになる
原因には、食べ過ぎや飲み過ぎなどによって
引き起こされる胃の膨らみが考えられます。
暴飲暴食によって一気に胃の中に
食べ物や飲み物が送り込まれると、
胃の消化機能が一時的に低下してしまいます。
そうなると食べたものはずっとそのまま
胃の中にある状態で、十二指腸に
送ることができないために胃が膨らむのです。
その他にも早食いやおしゃべりのし過ぎ
などによって、食べ物と一緒に空気を
たくさん吸い込むことで、
膨満感を感じることもありますし、
便秘などで腸内のガスが溜まっていたり
する場合にも感じることが多いですね。
胃の膨満感を感じた場合、胃のある場所と
みぞおちとはほぼ同じ位置にあるために、
みぞおちが膨らんでいるような
感覚を受けるのです。
なお、ごくまれに病気が原因で
みぞおち付近に膨満感を
感じることもあります。
みぞおちが膨らんでいるように
感じる時に考えられる病気は？
「みぞおちが何だか膨らんでいる？」
と感じた場合には、急性胃炎や慢性胃炎、
腸閉塞、巨大結腸症などの
病気を疑ってみるのもありですね。
胃の機能が低下することによって
引き起こされるのが膨満感ですので、
これらの病気を患っている場合には、
みぞおち付近に膨らみを
感じることも多いのです。
その他にも、便秘などの症状がある場合には、
過敏性腸症候群の影響も考えられます。
みぞおちに膨らみを感じる前に予防を！
みぞおち付近が膨らんでいるように
感じた場合や、膨満感を予防するためには、
毎日の日常生活で気を付ける必要があります。
暴飲暴食を避け、少しでも消化に
良いものを選んで食べるように心がけたり、
腹八分目でご馳走様をする習慣を
身に付けることも大切です。
また、便秘にならないためにも、
便意を我慢しない事や
水分補給をこまめに行う事、
適度な運動を心がけたり
食物繊維を意識して摂取することも大切ですね。
その他にもストレスを溜め込まないように、
自分なりのストレス発散方法を
見つけておくことも大切です。
ストレスは胃腸の働きを低下させてしまうため、
膨満感を感じやすくなったりもします。
これらの事を意識しながら日常生活を
送るだけでも、みぞおち付近の
膨らみは激減しますよ。
みぞおち付近の膨らみは、
胃の膨らみが大きく関与していると言えますね。
普段から食生活に心がけることは、
膨満感だけでなくあらゆる病気の
予防にも繋がります。
みぞおち付近に膨らみを感じた時には、
速やかに胃腸を休める事や
便秘の改善などを意識してみましょう。
それでも改善されない場合には、
胃腸薬などの市販薬を飲んでから
様子見をしても良いですし、
病院で診察を受けてみるのも良いですね。