みぞおちがドクドクする時とは?

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ここでは、「みぞおちがドクドクする時」
についてお話します。

 

みぞおちがドクドクと脈打っているように
感じることはありませんか?

 

普段はあまり気が付かなくても
就寝前やテレビを見ている時など、

 

比較的リラックスした状態で
みぞおちがドクドクと
脈打っていることがあります。

 

心臓がドクドクと脈打つならまだしも、

 

「みぞおちがドクドク?何かの病気?」

 

と思う人も多いですよね。

 

そこで今回は、みぞおちがドクドクと
脈打っている時に考えられる
病気について紹介します。

 

なぜみぞおちがドクドクと脈打つの?

 

みぞおちがドクドクと動いているような
感覚が続いたら、ちょっと
不安になったりしますよね。

 

ドクドクと脈打っているだけで、
痛いわけでもなく食欲がないわけでもない。

 

ただドクドクと動いているだけなんですが、
ちょっと気持ち悪かったりもします。

 

実はこれ、腹部大動脈がドクドクと
脈を打っているからなんですね。

 

みぞおちの奥の方に腹部大動脈があり、
この腹部大動脈はその名の通り太い血管ですので、

 

ドクドクと脈打つのを
感じてもおかしくはありません。

 

痩せ型で腹筋が少ない人(特に女性に多いです)
であれば、病気ではないのにみぞおちが
ドクドクと動いているのを感じる人が多いです。

 

しかし痩せ型でもなく腹筋も付いている人の
みぞおちがドクドクと動いているのであれば、
この場合は病気が潜んでいる可能性があります。

 

その場合には循環器科に足を運んで
相談してみると良いでしょう。

 

腹部大動脈とは?

 

心臓から出た血液は、大動脈を通って
様々な臓器へと栄養を送り届けています。

 

腹部大動脈はその名の通り腹部に
存在している大動脈なんですね。

 

心臓から下の方に血液を送り届ける
太い血管のことを、腹部大動脈と言います。

 

この腹部大動脈はちょうど
みぞおちの奥の方に位置しているため、

 

痩せている人や腹筋が
ほとんどついていない人であれば、

 

みぞおちがドクドクと脈打っているのを
感じることがあります。

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身体の隅々まで血液を送り届けるための
太い血管ですので、もちろんそれなりに
ドクドクと脈打っているのは当たり前なんですね。

 

それが、就寝前やテレビを見ていたり
するときなどのゆったりと落ち着いた時には
感じやすくなるのかもしれません。

 

痩せてもないし腹筋もあるのに
みぞおちにドクドクと感じる場合は?

 

腹部大動脈はみぞおちの奥の方にあるので、
腹筋がたくさんある人やお腹にある程度の

 

脂肪が蓄えられている人などは、
その動きを感じることはまずあり得ません。

 

しかし痩せてもないし腹筋も鍛えている人でも、
たまにみぞおちがドクドクと脈打っているのを
感じる場合があります。

 

この場合、大動脈瘤と呼ばれる
病気の可能性があります。

 

大動脈瘤とは、通常の大動脈が
1.5倍以上に膨張した状態の事を指します。

 

もともと太い血管だったはずの大動脈が
その1.5倍以上にも膨張するとなれば、

 

痩せてもないし腹筋も鍛えているとしても、
みぞおちがドクドクと脈打っているのを
感じることがあるでしょう。

 

この場合、速やかに病院へ
足を運ぶことをおすすめします。

 

腹部大動脈瘤は、自覚症状がほとんどない
とも言われている病気ですので、

 

気が付いた時には大きく膨らんで
しまっていることも多々あります。

 

動脈瘤を破裂させないためにも、
早期発見が大切ですね。

 

このように、痩せ型で腹筋があまりない
女性であれば、みぞおちがドクドクと

 

脈打っているような拍動を感じても、
何の問題もないと言えますね。

 

しかしその一方で、肥満体型の人や
スポーツマンのように常に身体を

 

鍛えているような人が、
みぞおちがドクドクと脈打つのを

 

感じてしまうのは、そこに病気が
潜んでいる可能性が高いと言えます。

 

大動脈瘤は、破裂してしまうと
出血多量で亡くなってしまう
危険性も秘めています。

 

少しでも心当たりがある人は、
早め早めに医療機関へ足を運んでくださいね。

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