みぞおちの上が痛い時とは?
ここでは、「みぞおちの上が痛い時」
についてお話します。
みぞおちの上が痛い事はありませんか?
みぞおちの上と言えば、
肺や肋骨などがありますよね。
今回はみぞおちの上が痛い場合の
原因などについて紹介します。
みぞおちの上が痛い時の原因
みぞおちの上に痛みが出る場合、
様々な原因が考えられますが、
まずはその痛みの原因を探ることが大切です。
みぞおちの上あたりには、
心臓や肺、胸膜、肋骨などがあります。
みぞおちの上に痛みが出る場合には、
心臓や肺などの病気や神経痛、
消化器系の病気、
そして心因性によるものなどがあります。
心臓や肺の病気となれば、
もちろんみぞおちの上あたりに
痛みが出ることが多く、緊急性も高くなります。
痛みが強く、しかも持続している時には
すぐに病院へ行くようにして下さい。
みぞおちの上が痛い時には、どんな検査をするの?
みぞおちの上の痛み、つまり胸痛がある場合には、
痛みの強さや種類、そして痛みが
出ている部分などを参考に、病気を推測します。
そして、胸部のレントゲン検査だったり
心電図、血液検査などを行うことが多いですね。
しかしこれらの検査だけでは
はっきりとした診断ができない場合には、
胸腹部のCT検査や腹部エコー検査などの
検査も合わせて行うことがあります。
全ての検査結果をもとに病気の診断を行い、
それに伴って治療方針が決まります。
ですが様々な検査を行っても
その痛みの原因が
把握できない場合ももちろんあります。
そんな時には痛み止めや抗不安薬などを
投与しながら、今後の状態を
慎重に見ていくことになります。
よくある肋間神経痛とは?
みぞおちの上に痛みが出た時、
よく言われるのが肋間神経痛ですね。
肋間神経痛は肋骨に沿って走っている神経が、
何かの拍子に障害されて起こる、
突発的な痛みのことを言います。
痛みの強さはわりと強い方で、
深呼吸や咳をするだけでも
その痛みが増すことも多々あります。
肋間神経痛を引き起こす原因の
ひとつに、帯状疱疹が考えられます。
肋骨に沿って水疱瘡のウイルスも
同時に潜んでいる場合、局部的に
とてつもない痛みが出てくることがあり、
さらに水ぶくれのような発疹も出始めてきます。
また、肋骨の骨折や脊髄の神経が
圧迫されることによって、
肋間神経痛が引き起こされることもあるので、
こちらも注意が必要ですね。
みぞおちの上が痛い場合には、
胸部に何らかの疾患がある事が多いため、
放置せずに病院へ足を運ぶようにして下さい。
病院で検査を行ったにもかかわらず、
何の異常も見つからなかった場合には、
心因性による痛みの可能性があります。
心因性の共通であれば、動悸や息切れなども
同時に出てくることもありますので、
これらの症状も同時にチェックしてみて下さいね。