みぞおちが痛い!真ん中の時とは?
ここでは、「みぞおちが痛い!真ん中の時」についてお話します。
みぞおちは、消化器系の
臓器が密集している場所です。
このみぞおちの痛みを感じる時は、
さまざまな消化器系の病気が考えられます。
そのため、注意が必要となります。
みぞおちの真ん中が痛むときは、
どのような病気の可能性があるのでしょうか。
そこで今回は、みぞおちの真ん中が
痛いときの原因を紹介します。
胃炎
胃炎には、急性のものと慢性のものの2種類があります。
「急性」の胃炎の場合は、
みぞおちの真ん中あたりに激しい痛みを感じます。
一方で「慢性」の場合は、
みぞおちの真ん中辺りに
常に違和感や不快感を感じるようになります。
このような疾患にならないためには、
日ごろから食生活に注意していかなければなりません。
また、暴飲暴食を防ぐことが重要となります。
胃潰瘍
胃潰瘍は、ピロリ菌が原因で起こるといわれています。
特に、胃炎の症状を放置してしまうと
胃潰瘍に発展することがあるので注意が必要です。
胃潰瘍になってしまうと、
治療が長期化してしまうこともあります。
もしみぞおちの真ん中に違和感や痛みを感じたら、
早めに受診するなど注意が必要なのです。
胃がん
胃潰瘍と同じように、
ピロリ菌が原因で起こる病気です。
早期の胃がんは無症状が多く、
日本では肺がんの次に亡くなる確率が
高いがんとなっています。
ピロリ菌のほかにも、喫煙や塩分のとりすぎ、
魚や肉のこげなどの発がん促進因子の摂取などがあります。
がんが進行してくると、
みぞおちの真ん中に痛みを感じたり、
食欲不振、腹部膨満感などの症状が現われます。
治療法としては、粘膜の切除や胃切除、
化学療法、放射線療法などがありますが、
転移などの進行具合によって異なります。
早期に発見された場合は5年生存率が97%と、
ほぼ完全に治せる病気になっています。
無症状の場合でも、40歳を過ぎたら
内視鏡など健康診断で、
定期的に検査をするようにしましょう。
このように、みぞおちの真ん中が
痛む時は様々な病気が疑われます。
もし痛むことがあったら、
きちんと病院を受診しましょうね。