みぞおちが痛い！ピリピリする時とは？
ここでは、「みぞおちが痛い！ピリピリする時」についてお話します。
みぞおちは、肋骨の下から
おへその上辺りの部分です。
胃の位置にあたり、他にも様々な
消化器官が密集しているので、
症状によって原因がさまざまに考えられます。
その中でも、みぞおちがピリピリ痛む
という経験はないでしょうか？
この場合は、どんな病気が疑われるのでしょうか。
そこで今回は、みぞおちが
ピリピリ痛む原因を紹介します。
胃の病気
みぞおちがピリピリ痛む場合は、
胃に原因がある可能性があります。
市販の胃薬を飲んで痛みが治まることもありますが、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の可能性もあります。
胃潰瘍の場合、主に食後や
食事中に症状が現われます。
食べ過ぎると腹痛が長時間続くこともあります。
代表的な症状で、自覚症状のうち９割は
みぞおち付近に痛みを感じると言われています。
また、十二指腸潰瘍の場合は、
お腹がすいた時に痛みが生じ、
食べ終わると治まります
痛みの強さは様々なので、
もしみぞおちに違和感を感じたら、
早めに受診をするようにしましょう。
過敏性腸症候群
胃や腸は、ストレスがあったり
悩み事があったりすると、それを
反映するかのように不調を訴えることがあります。
ストレスで胃が痛むということは
良く言われますが、腸にも
影響が現われてくるのです。
腸は、自律神経によって動かされています。
そのため、ストレスや心身の疲れが
溜まってくると、リズムが乱れてしまうのです。
腸のリズムが乱れると、排便に影響が出ます。
症状として、みぞおちがチクチク、
ピリピリと痛むのです。
また、下痢と便秘を繰り返すことも多く、
トイレに何度も行きたくなってしまうこともあります。
この症状を放置してしまうと、
不眠やイライラ、頭痛、肩こり、吐き気など
その他の症状の原因となってしまうので注意が必要です。
肋間神経痛
ピリピリとした痛みを感じる場合、
肋間神経痛も疑われます。
これは神経の痛みであり、
内臓の疾患ではありません。
ストレスなどで増減したり、
姿勢が悪かったりすると
痛みが増すことがあります。
特に、デスクワークなどで長時間、
猫背のような姿勢を続けた場合に
痛みが強くなってしまいます。
痛みがひどかったり、
気になったりするのであれば、
一度内科で心電図と
胸部レントゲン検査を受けましょう。
肺と心臓の病気でないと分かれば、
安心できますよ。
このように、みぞおちが
ピリピリ痛む時に考えられる原因は様々にあります。
どんな原因であれ、腹痛はつらいものです。
我慢せずに、早めに
受診をするようにしましょうね。