みぞおちの場所は女性の場合どこにあるの?

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ここでは、「みぞおちの場所は女性の場合どこにあるのか」
についてお話します。

 

近年女性の社会進出が増加していますが、
それに伴ってみぞおちの痛みを
抱えている女性も少なくありません。

 

みぞおちは、男性・女性関係無く
胃のすぐ近くの場所にあります。

 

また、みぞおち周辺に
痛みを感じる場合は胃痛が
原因であることがよくあるんです。

 

胃痛を引き起こす原因については、
精神的なストレスや病気など

 

様々にありますが、中には女性特有の
原因があるということを知っていますか?

 

女性の胃痛は、女性の複雑な
身体のしくみと深い関係があるのです。

 

女性特有の原因による胃痛症状

 

生理で胃痛の症状がでることがあります。

 

女性は生理前から生理期間を
通してホルモンバランスが急変します。

 

この女性ホルモンの影響を
受けて身体に様々な変化を
引き起こすのです。

 

生理前については、

 

「プロゲステロン」

 

というホルモンが増加することが
関係しています。

 

なぜなら、プロゲステロンは
妊娠しやすくするために子宮の動きを
弱める作用があるからです。

 

このときに胃腸の働きも
弱めてしまいますので、

 

これが胃痛や便秘といった
症状を引き起こしてしまいます。

 

また、生理中については

 

「プロスタグランジン」

 

というホルモンの増加が関係しています。

 

プロスタグランジンは逆に
子宮の収縮運動を活発にしてしまいます。

 

すると胃腸の動きも活発化するので、
痛みが生じる原因になってしまうんです。

 

そして、生理前後は自律神経も乱れがちです。

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交感神経が優位になると胃の働きが悪くなり、
副交感神経が優位になると胃の消化液の
分泌量が増えて炎症が起こります。

 

生理前あたりからみぞおちに痛みを感じて、
病院で検査をしても原因がわからない…、

 

という場合には生理が原因で
引き起こされている可能性が高くなります。

 

生理による胃痛、対処法は?

 

生理による胃痛も、鎮痛剤などで
症状を抑えることはできますが
根本的に解決するための方法もあります。

 

例えば、生理痛への対処法などと
同じように身体を
冷やさないようにすることです。

 

生理痛も胃痛も、子宮や胃の働きを
正常化することが改善につながります。

 

そのためには身体を温めて血流を良くし、
筋肉をほぐしてあげることが効果的です。

 

お風呂にゆっくり浸かったり、
カイロをお腹や腰に貼ると良いでしょう。

 

また、漢方で女性ホルモンを
整えてあげるのも効果があります。

 

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」

 

「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」

 

「加味逍遙散(かみしょうようさん)」

 

などがオススメです。

 

もっと即効性を求める場合は病院で
ピルを処方してもらう方法もあります。

 

ホルモンをコントロールして生理自体を
無くす方法ですが、服用できるかどうかは
人それぞれですので必ず医師に相談してください。

 

女性特有の胃痛は、生理の他にも
妊娠や子宮内膜症の可能性もあります。

 

気になる胃痛の症状は、
消化器科で異常がなかった場合には
婦人科にも相談してみて下さいね。

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