子供でみぞおちの痛みの時とは?

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ここでは、「子供でみぞおちの痛みの時」についてお話します。

 

子供は身体の機能が未熟なので、
次から次へと体調を崩すことがあります。

 

特に子供の症状で多いのが、腹痛です。

 

あまり心配のいらない腹痛から、
病院の治療が必要な重い病気もあるので、
受診させるべきか悩んでしまいますよね。

 

そこで今回は、子供のみぞおちの痛みの原因を紹介します。

 

ウイルス性胃腸炎

 

子供のみぞおちが痛い原因で
一番多いのが、ウイルス性胃腸炎です。

 

憂いウイルス性胃腸炎は、
ウイルスに感染することで起こる急性の胃腸炎です。

 

「お腹の風邪」

 

と言われて医ら胃腸症状です。

 

原因の代表的な原因菌は、「ノロウイルス」で、
子供には「ロタウイルス」「腸管アデノウイルス」
による胃腸炎も好発しています。

 

ウイルスは感染した人の便や
嘔吐物を経由して周囲に感染していきます。

 

そのため、保育園や学校で集団生活を
送っている子供の間では毎年流行するのです。

 

特に、ロタウイルスとアデノウイルスは、
免疫力の低い3歳以下の乳幼児に良く見られます。

 

乳幼児は嘔吐や下痢が重くなりやすく、
涙や尿が出にくくなる、ぐったりするなどの
脱水症状が出やすいので、注意が必要です。

 

食中毒

 

食中毒は「細菌性胃腸炎」といい、
毒素をもつ細菌に感染することでおこる胃腸炎のことです。

 

流行に関係なく発症し、
子供はウイルス性胃腸炎よりも重症化しやすいものです。

 

食中毒の原因となりやすいものは、

 

・黄色ブドウ球菌…直に手指で触れるオニギリなどで感染
・カンピロバクター…食肉から感染

 

・サルモネラ…卵・食肉・うなぎから感染
・腸炎ビブリオ…寿司や刺身などの魚介類から感染

 

などです。

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ウイルス性胃腸炎と症状が似ていますが、
同じ物を食べた人が胃腸炎の症状を起こせば
食中毒と推定できる場合があります。

 

対処法としては、
すぐに病院を受診するようにしましょう。

 

「O−157」のように危険性の高い
細菌性胃腸炎もあるので、
早期に処置をしなければなりません。

 

心因性の腹痛

 

園児〜中学生に起こりやすいのが、心因性の腹痛です。

 

原因は、精神的なストレスを感じた時に
自律神経のバランスが乱れてしまい、
胃腸の機能が不安定になることでおこります。

 

これは大人がストレスで胃の痛みを感じるのと同じです。

 

特に子供は自律神経が未熟な上に、
まだ大人のように自分でストレスを

 

発散させることが出来ないため、
ストレスがお腹の不調に出やすいのです。

 

症状の特徴としては、

 

・起床時、学校や保育園に行く前にお腹が痛くなる
・休日遊んでいる時は腹痛は起こらない
・食欲不振、吐き気、下痢、便秘を伴うことがある

 

・痛みの強さがさまざま
・しばらく安静にすると治る

 

・慢性的に腹痛が続く
・検査しても悪いところが見つからない

 

これらの特徴に当てはまる場合は、
心因性の腹痛の可能性があります。

 

このように、子供のみぞおちの痛みには
さまざまな原因があるのです。

 

特に子供はまだ身体が未熟です。

 

親である私たちが、
注意してみていってあげましょうね!

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