みぞおちの痛みで薬とは?
ここでは、「みぞおちの痛みで薬」
についてお話します。
みぞおちに痛みがある場合、
原因も気になりますがとりあえず
症状をなんとかしたいですよね。
そのときの状況によっては
「気軽に病院へ行けない…」
という人もいることでしょう。
そんなときに市販の薬で症状を
抑えることができたら、
こんなに便利なことはないですよね!
今回はセルフケアでみぞおちの
痛みを抑える方法と、
注意しなければならない点に
ついてまとめてみました。
セルフケアできるかどうかの判断
まずは症状などを総合的にみて
セルフケアできるかどうか
判断することが大切です。
場合によっては緊急性を要する
病気である可能性もあるので、
そのときは医療機関を
受診しなければならないからです。
暴飲暴食をした後や、
刺激の強いものを食べた後、
風邪薬や解熱鎮痛剤などで
胃粘膜が荒れた場合など、
原因がわかっていて尚且つ症状が
軽い場合にはセルフケアが可能です。
一方症状が重かったり、
何日も続いたり、市販の薬を飲んでも
改善がみられない場合などは
病院へ行くことをオススメします。
みぞおちの痛みは胃痛である可能性が高い
みぞおちのすぐ真下には胃があります。
したがって、
「みぞおちが痛いな…」
と感じたときは実は
胃痛である場合が多いのです。
「十二指腸潰瘍」「胃潰瘍」「逆流性食道炎」
「急性胃炎」「神経性胃炎」「食中毒」
など胃痛を引き起こす
原因になる病気は様々です。
最近は市販の胃腸薬でも症状に
合わせた薬がありますので、
自分に出ている症状が
どのようなものであるか
きちんと観察しておくと良いでしょう。
薬を選ぶ際の注意点
胃腸薬には胃酸の分泌を
抑制するものや、胃のぜん動運動を
調整するもの、
消化を助けるものや胃の粘膜を
保護するものなど様々な作用の
薬がありますから、
きちんと症状に合ったものを選ばないと
全く逆効果になってしまうこともあります。
「胃酸分泌抑制薬」
胃痛、むかつき、胃もたれ、
胸やけなどの症状に効きます。
胃酸が過剰に分泌されることを
防いで胃の粘膜を守ります。
「制酸剤」
むかつき、胸やけなどに効きます。
一時的ですが、
過剰な胃酸を中和します。
「胃粘膜保護剤」
胃痛や胃酸過多に効果があります。
胃粘膜の修復を助けます。
「鎮痛鎮痙剤」
胃痛や胃酸過多に効きます。
副交感神経に作用して、
胃腸の過度な運動や緊張を
鎮める効果があります。
セルフケアで薬を選ぶ際には、
きちんと原因や症状に
合ったものを選ぶことが大切です。
普段から自分の身体の状態を確認しつつ、
「よくわからない…」
という場合は薬剤師に相談してみましょう。