みぞおちに鈍痛でげっぷが出る時とは?
ここでは、「みぞおちに鈍痛でげっぷが出る時」
についてお話します。
みぞおちの辺りに鈍痛を感じた時、
同時にげっぷが出る場合には
どんな病気が考えられるのでしょう?
みぞおちの辺りの鈍痛は、
長い人生の中で誰もが1度くらいは
経験する痛みでもありますよね。
その鈍痛にプラスしてげっぷの
回数が多いと感じ始めたら、
病気のサインだと受け取っても良いでしょう。
そこで今回はみぞおちに鈍痛を
感じている上に、さらにげっぷが
出るなどの症状がプラスされた時に
考えられる病気や
その対処法について紹介します。
みぞおちに鈍痛があり、
げっぷがよく出る場合に考えられる病気
みぞおちに鈍痛を感じ、
さらに食後にはげっぷがよく出たり
吐き気などの症状がある時には、
「逆流性食道炎」や「胃酸過多症」の
可能性が高いと言えます。
まず「逆流性食道炎」についてですが、
こちらは胃液が食道に逆流することによって
食道が炎症を起こす病気です。
主な症状には、みぞおちの鈍痛と
吐き気、げっぷなどが挙げられます。
逆流性食道炎を引き起こす原因には、
食生活やストレスが大きく関与しています。
お肉中心の食生活を送るような欧米化した
食生活を送っている人に
よく見られる症状でもあります。
みぞおちの鈍痛やげっぷ、
吐き気などが1週間以上続いている場合には、
今すぐ病院を受診してみて下さい。
実はこの逆流性食道炎と言う病気は、
治療するのに数ヵ月から数年ほど
かかる病気としても有名なんですね。
次に「胃酸過多症」ですが、
こちらも逆流性食道炎と
同じような症状が出始めます。
みぞおちの辺りに鈍痛を感じ、
さらにげっぷの回数が増え始め、
胸やけや吐き気などの症状が現れます。
胃酸過多症は、一般的に普通より胃酸が
多く出過ぎている状態のことを言います。
健康な身体なら何か食べ物を
食べた時に胃酸が出るのですが、
胃酸過多症の場合には、
何も食べていない時にも
胃酸が出てしまうんですね。
主な原因として考えられるのは、
唐辛子やカフェインなどの
刺激物の過剰摂取、お酒の飲み過ぎ、
ストレスなどが考えられます。
みぞおちに鈍痛があり、
げっぷがよく出る場合の対処法
まず大切なのは、内臓を冷やさない事ですね。
みぞおちの辺りには
様々な臓器が集まっています。
特に胃を冷やしてしまうと血流が悪くなったり、
基礎代謝が下がる、下痢になったり
風邪を引きやすくなるなど、
実に様々なデメリットがあるんですね。
お腹を触ってみた時に冷たく感じる人は
内臓が冷えている可能性が高いので、
冷たい食べ物や飲み物は極力避け、
ぬるま湯や白湯などの温かい
飲み物を摂取するように心がけましょう。
また、消化に良いものを
口にすることも大切です。
コーヒーやお酒、揚げ物などは
特に胃に負担をかけてしまいます。
みぞおちに鈍痛がありげっぷが
よく出ている時には、なるべく消化の良い
うどんやおかゆを食べるのがおすすめです。
なお、市販の胃薬を飲んでみるのも有効的です。
それでもなかなか症状が改善されない場合には、
速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。
みぞおちの鈍痛やげっぷには、
その多くが生活習慣や食生活、
日常生活からのストレスが原因
となっている場合があります。
まずは毎日の生活習慣と
食生活から見直してみましょう。
また今現在の日常生活の中で、
強いストレスを感じていることが無いかどうか、
自分自身に自問自答してみるのも良いですね。