みぞおちの鈍痛が真ん中の時とは?

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ここでは、「みぞおちの鈍痛が真ん中の時」
についてお話します。

 

みぞおちの真ん中付近に
鈍痛を感じることがあります。

 

みぞおちの周辺には様々な
臓器がありますので痛む場所によって

 

原因が異なりますが、みぞおちの
真ん中に痛みがある場合は

 

「心臓」「肺」「消化器」

 

などに異常がある可能性が考えられます。

 

みぞおちの左側に鈍痛を
感じる場合については、

 

みぞおち 鈍痛 左」で

 

原因になっている病気について
詳しく解説しているのでご覧下さい。

 

今回は特に、みぞおちの真ん中に
鈍痛を感じる場合についてまとめました。

 

原因は気胸かもしれません…

 

「気胸」という言葉をしっていますか?

 

肺の中の組織が破裂して
空気が漏れてしまう病気です。

 

恐ろしいのは、別名

 

「自然気胸」

 

と呼ばれるほど、理由もなく
ある日突然起こる病気で特に
予防策がないということなんです。

 

主な症状は、突然みぞおち付近が
痛くなる、乾いた咳がある、
呼吸困難、肩や背中に違和感…

 

などがあります。

 

特に10〜30代の痩せ型の
男性に多く、大半は喫煙者です。

 

その他にもともと肺の疾患を
抱えている高齢者や、子宮内膜症の
女性にもよく見られる病気です。

 

対処法としては、みぞおちの痛みや咳、
息苦しさを感じたら内科か
呼吸器内科を受診してください。

 

漏れ出た空気を抜き出す処置を
おこなったり、重症の場合には

 

腹腔鏡手術で問題のある組織を
取り除くこともあります。

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胃・十二指腸潰瘍の可能性も

 

みぞおちの辺りの鈍痛が続き、
お腹の膨満感などもみられる場合は
胃・十二指腸潰瘍の可能性があります。

 

胃潰瘍はストレスやピロリ菌などの
原因によって胃の働きが低下したときに、

 

また十二指腸潰瘍は胃酸の分泌が
増加したときに粘膜が炎症を
起こして爛れた状態になります。

 

主な症状は、みぞおちから
胸にかけての痛み、胃もたれ、
食欲不振、胸やけ

 

などがあります。

 

また胃潰瘍は食後、
十二指腸潰瘍は空腹時に
痛みがでるのが特徴です。

 

対処法としては、消化器内科や
内科を受診して適切な治療を
おこなうことです。

 

胃酸の分泌を抑制する薬や、
粘膜を保護する薬などが処方されます。

 

出血があれば、止血するために
レーザー手術をおこなう
場合もあります。

 

根本的に改善したい場合には、
原因となっているストレスや
疲れを解消することです。

 

また鎮痛剤などは胃の粘膜を
荒れさせる恐れがあるので、
不必要な乱用は控えましょう。

 

みぞおちの真ん中に鈍痛がある場合は、
何らかの病気の前ぶれかもしれません。

 

「気胸」も「胃・十二指腸潰瘍」も
鈍痛が激痛に変わる場合は緊急性が高く、

 

命に関わることもありますので
その場合はすぐに病院へ行きましょう。

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