みぞおちを押すと痛い右の時とは?

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ここでは、「みぞおちを押すと痛い右の時」
についてお話します。

 

みぞおちの右側を押すと
痛い場合があります。

 

この辺りには肝臓や胆嚢、
胆管などといった重要な臓器が

 

ありますからちょっと
心配になっちゃいますよね。

 

今回は特にみぞおちの右側を、
「押すと痛い」場合に絞って
可能性のある原因をまとめてみました。

 

十二指腸潰瘍の可能性

 

みぞおちの右側を押したら痛い場合には、
十二指腸潰瘍である可能性があります。

 

十二指腸とは胃と腸を結んでいる
臓器のことで、みぞおちより
少し右側にあります。

 

この部分に炎症が起こり、
ただれたり穴が空いたりする
状態のことを十二指腸潰瘍といいます。

 

みぞおちの右側がキリキリと痛んだり、
食欲不振、吐き気などの症状があります。

 

空腹時に炎症のある粘膜が胃酸に
さらされて痛みがでるのが特徴で、
若い人に多い病気です。

 

主な原因はストレスや暴飲暴食、
解熱鎮痛剤の長期服用や
ピロリ菌の感染などがあります。

 

病院で適切な治療を受けつつ、
普段からストレスを取り除き、
生活習慣を見直す必要があります。

 

急性虫垂炎(盲腸)に注意

 

みぞおちの右側付近の痛みから、
徐々に右下腹部の方まで痛みが

 

移動していく場合には急性虫垂炎の
可能性がありますから注意が必要です。

 

通常、半日〜2日ほどかけて移動し、
腹部全体へと広がります。

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また、患部を押して手を離したときに
痛みが響くという特徴があります。

 

痛みに伴って熱がでることもあります。

 

放っておくと腹膜炎に発展して
重症化することもありますので、

 

症状が出た時点ですぐに
病院を受診してください。

 

実は単なる筋肉痛であることも

 

みぞおち周辺には
たくさんの筋肉があります。

 

長時間同じ姿勢をとり続けていたり、
無理な体勢をとった後などには
筋肉痛で痛みがでる場合もあります。

 

筋肉の損傷は、押したら
痛みがあるのが特徴です。

 

基本的には一過性のものですから
しばらく安静にしていれば治りますが、

 

あまりに痛みが続くようでしたら
他の原因も探ってみる必要があります。

 

みぞおちの右側を押したら
痛くなる場合は、心配の無い原因から

 

すぐに治療の必要な病気まで
様々な可能性が考えられます。

 

大切なのは、

 

「何かおかしいな…」

 

と感じたら経過を観察しつつ
適切な対応をすることです。

 

我慢できる痛みでも、
決して油断しないで様子を見ましょう。

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