みぞおちを押すと痛いが左の時とは?
ここでは、「みぞおちを押すと痛いが左の時」
についてお話します。
ふとした瞬間、みぞおちの
左側付近を押すと…
「あれっなんか痛い!」
と感じることがあります。
普段は痛くないのに、押すと痛い…。
「何かの病気ではないか?」
と心配になってしまいますよね。
みぞおちの左側を押したら
痛い原因は大きく分けて4つあります。
「筋肉痛などの筋組織の損傷」
が原因の場合、
「内蔵」に原因がある場合、
「肋間神経痛」という神経が原因の場合、
「ストレス」によって
引き起こされる場合です。
この中で特に注意が必要なのは
内蔵に原因がある
場合ではないでしょうか。
今回は特にみぞおちの左側を押す
と痛い場合に、引き起こしている
可能性のある内蔵の原因についてまとめました。
胃が炎症を起こしているかもしれません
胃は身体の真ん中付近にあり、
ちょうどみぞおちの左から右へと
横たわるように存在しています。
ですから、みぞおちが痛く
なるときには真っ先に
胃の不調が疑われます。
みぞおちの左側には、
ちょうど胃の入り口があります。
ですからこの付近に痛みがある
ということは、胃の入り口辺りが
炎症を起こしている可能性があるんです。
「胃潰瘍」や「胃炎」といった
病気になっていることが
考えられますので重症化する
前に消化器科を受診してください。
ちなみに、みぞおちの右下辺りが
痛む場合には
「十二指腸潰瘍」
を疑います。
十二指腸は胃の出口付近にある臓器で
胃と腸を繋げている箇所ですが、
ここが炎症を起こすと右側が
痛くなるというわけなんです。
みぞおちの右側を押すと
痛い場合については
で紹介していますので、
そちらも合わせて
参考にしてくださいね。
大腸による痛みの可能性も
最近お通じはありましたか?
実は便秘によってみぞおちの
左側が痛くなることがあります。
大腸はお腹の周りをグルリと
一周しているので、ちょうど
横行結腸がみぞおちの
左側付近にあたります。
この辺りに便やガスが溜まると、
周りの神経を圧迫するので
押したら痛くなることがあります。
腸の働きが低下している原因を
見つけて解消しなければなりません。
またこういった便秘の原因は
「過敏性腸症候群」
である可能性も否定できません。
過敏性腸症候群になると、
腹痛や便秘、下痢、腹部膨満感
などの症状があります。
原因は主にストレス
であると考えられます。
ストレスは腸の動きを低下させるのです。
薬を服用して対処療法を行いながら、
普段からストレスを溜めない
生活習慣を心がけることが大切です。
また、もしもみぞおちの左側が
何もしなくても痛くなる場合には
重大な病気が隠れていることもあります。
いずれにせよ一度病院で相談して、
きちんと原因を特定してもらう
ことをオススメします。