みぞおちのしこりががんの時とは?

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ここでは、「みぞおちのしこりががんの時」
についてお話します。

 

稀にみぞおち付近にしこりが
できることがあります。

 

多くは「剣状突起」などのあまり
心配のない症状が原因になっていますが、

 

ごく稀に「がん」が原因で
しこりが出来ることがあります。

 

みぞおちは人間の急所と言われるほど、
その周辺には重要な臓器が
集まっているからです。

 

今回は「がん」が原因でみぞおちに
しこりが出来る場合について、

 

どのようながんになる可能性が
あるのか詳しく解説したいと思います。

 

みぞおちにしこりができるがんの種類

 

「肝臓がん」

 

早期発見では生存率がかなり高いがんですが、
自覚症状が出にくい箇所ですので
症状が出た頃には進行している場合が多いです。

 

主な症状は、右上付近のみぞおちに
しこりが出来たり、倦怠感、黄疸、貧血、

 

吐血や下血、意識障害、腹水、
出血しやすいなどがあります。

 

「胃がん」

 

日本人に特に多いがんのひとつで、
50〜60代の男性が全体の
約6割を占めています。

 

過食、喫煙、飲酒などの生活習慣によって
引き起こされる可能性のあるがんです。

 

主な症状としては、胃付近に
しこりが出来ることがあります。

 

胃にできるしこりは良性のものも多いのですが、
もしもしこりに痛みがあったり5センチ以上の

 

大きさがある場合は悪性の
可能性があるので要注意です。

 

他にも、胃が重く食欲がない、倦怠感、
体重減少、貧血などの症状が
あらわれる場合もあります。

 

「膵臓がん」

 

進行が早い割には症状があまりなく、
発見が難しいがんのひとつです。

 

主な症状は、膵頭部がんの場合は
右上腹部に痛みのないしこりを

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感じることがあり、膵体尾部がんの
場合にはみぞおちや左上腹部に
固いしこりを感じることがあります。

 

他にも、腹痛や背部痛、黄疸、食欲低下、
体重減少、倦怠感などが
みられることもあります。

 

症状からみるがんとの見分け方

 

みぞおちのしこりは良性のものも
ありますが、悪性の可能性もあります。

 

良性と悪性を見分ける方法を紹介します。

 

「大きさが急激に変化する場合」

 

もしもしこりを発見した場合は、
その大きさや形の変化について
観察してみて下さい。

 

あまり変わらないようでしたら
良性であることが多いですが、

 

急速に変化するようでしたら
悪性の可能性があります。

 

決して

 

「大きさが小さいから…」

 

と油断してはいけません。

 

また、変化のスピードが遅いからといって
確実に良性とも言い切れませんので
しこりがずっと消えないようでしたら、

 

一度病院で原因を
特定してもらうことをオススメします。

 

「しこりに痛みが伴う場合、
また他の症状もある場合」

 

しこりに激しい痛みがあったり、
吐き気や下痢、または便秘、

 

腹痛などの消化器症状がある場合なども
悪性である可能性があります。

 

しこりの変化と共に、
普段とは違う他の症状なども
しっかり観察しておきましょう。

 

みぞおちにしこりが出来る原因は
様々ですから、病院に行って

 

一度きちんとしこりの原因を
特定しておくと安心です。

 

合わせて普段からみぞおちの
しこりや体調の変化を
注意深くみておくとよいでしょう。

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