みぞおちに違和感で息苦しい時とは?

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ここでは、「みぞおちに違和感で息苦しい時」についてお話します。

 

みぞおちは、腹部の上の部位、
肋骨の下辺りからへその上辺りを指し、
胃のある位置に相当します。

 

このみぞおちは、様々な
病気のサインが出る場所でもあります。

 

特に、周辺に違和感や圧迫感があって
息苦しいと感じる場合の原因は
一体なんなのでしょうか。

 

そこで今回は、みぞおち周辺に
違和感や息苦しさを感じる場合に
考えられる原因を紹介します。

 

胃腸や消化器官関係

 

痛みが上腹部(右側の肋骨の下辺り)であれば、
肝臓や胆のうと関係していると考えられます。

 

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほどで、
通常は痛みや違和感はほとんど感じません。

 

そのため、まずは胆石や
胆道系の感染症、腫瘍を疑います。

 

痛みがみぞおちから左上腹部であれば、
胃か食道下部、胃の裏にあるすい臓の疾患が考えられます。

 

逆流性食道炎、膵炎、胃潰瘍、
胃がん、すいがんなどの病気が疑われます。

 

このような症状が続く場合には、
内科や消化器科を受診しましょう。

 

その症状がいつから起こり、
何をした時にひどくなるか、

 

軽減するかなどをメモして
伝えられるようにすると良いでしょう。

 

心臓疾患

 

みぞおちの違和感や息苦しさは、
心臓疾患によっても起こります。

 

虚血性心疾患や狭心症、心筋梗塞が疑われます。

 

狭心症の場合は、みぞおち付近から胸全体、
あるいは腕にかけて広がるような痛みを感じます。

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「ぎゅっ」とその部分が
締め付けられるような息苦しさ、
重い感じの痛みとなります。

 

我慢できないほどの痛みではなく、
しばらくじっとしていれば治まり、

 

耐えられてしまうもので、
実際数分で症状は治まります。

 

心筋梗塞の場合は、この痛みが強烈で、
締め付けられるような痛みが30分以上続きます。

 

心筋が壊死を起こしているための症状なので、
すぐに救急車を呼んで専門の
医療機関に運ぶ必要があります。

 

心理的な原因

 

消火器系や、循環器系の臓器の
検査を行っても異常がみられず、

 

それでもみぞおちの症状が続く場合には、
心理的な原因も考えられます。

 

ストレスを過度に感じてしまっていないか、
確認してみましょう。

 

このような場合は、
神経内科などを受診すると良いでしょう。

 

このように、みぞおちに違和感を感じたり、
息苦しさを感じたりするの場合は、
さまざまな原因が考えられます。

 

中でも心臓の疾患は、
取り返しがつかなくなってしまう
可能性が大きいです。

 

もし締め付けられるような痛みを感じるなどしたら、
すぐ医療機関を受診するようにしましょうね。

 

また、これらの病気は、
通常は中高年以上に起こる病気とされていますが、
近年では若年層にも珍しくない病気になってきています。

 

身近な疾患として、頭に置いておきましょう。

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